御祭神・御利益・由緒
御祭神:應神天皇(第15代天皇)
御利益:勝負運・大漁・五穀豊穣・海上安全・家内安全・厄除など
創建は600年以上前とされ、享禄4年(1531年)の棟札が現存します。宇佐神宮からお招きした本流の八幡宮で、宇佐神宮の起源が大漁祈願であることは、かつて漁業と廻船業で栄えた甲浦の歴史とも深く結びついています。
全国1万社以上ある八幡宮の多くは應神天皇とともに母君・神功皇后を祀りますが、甲浦八幡宮は應神天皇お一柱のみをお祀りしています。神功皇后は白浜地区の五社神社(寛文9年・1669年創建)に住吉三神とともに祀られており、甲浦エリアでは二社が役割を分かち合うように鎮座しています。なぜ後から創建された五社神社に神功皇后が招かれたのか、その由来は定かではありませんが、東洋町ならではの大変珍しい信仰の形です。
旧郷社。神社本廳より過疎地域等神社活性化指定神社に選定。
※由緒の一部は東洋町在住・原田英祐氏の調査資料を参照しています。
ここに注目
① 世界初のDMVがモード切替を行う駅の隣に鎮座
甲浦八幡宮は、阿佐海岸鉄道・阿佐東線の「甲浦駅」に隣接しています。DMV(デュアル・モード・ビークル)とは、道路を走るタイヤと線路を走る車輪を切り替えることができる、世界初の乗り物。2021年12月25日に本格営業運行を開始しました。このモード切替が行われるのは、路線全体でも阿波海南駅と甲浦駅の2駅のみ。甲浦駅でモード切替の瞬間を見た後、すぐ隣の甲浦八幡宮へ参拝するという、ここだけの体験ができます。
② ひよこち踊り
例大祭は旧暦8月14日、現在は毎年9月の最終土日に開催。甲浦の総氏神として、例大祭は甲浦東地区・甲浦中西地区・小池原河内地区が持ち回りで担当。小池原河内地区が当番の年、つまり3年に一度奉納される「ひよこち踊り」は、平成元年に高知県保護無形民俗文化財に指定されています。
③ 應神天皇お一柱のみを祀る珍しい八幡宮
全国の八幡宮では應神天皇・神功皇后の他に、例えば比売大神など合わせて三柱を祀るのが一般的ですが、甲浦八幡宮は應神天皇一柱のみ。神功皇后は近隣の五社神社に祀られており、東洋町の神社が互いに役割を受け持つ独自の信仰圏を形成しています。
④ 神社本廳より過疎地域等神社活性化指定神社に選定
全国の過疎地域にある神社の中から、地域活性化の拠点として期待される神社として神社本廳より指定を受けています。
御朱印・スタンプのご案内
現在、オリジナルの御朱印とスタンプラリー用スタンプを準備中です。準備が整い次第、こちらのページおよびInstagramにてご案内いたします。